サラサラと描く676

私は、天然方向音痴男だ。
目的地へたどり着くのに迷うことから、外へ行く時は
下調べをして出かける。
簡単に自分で地図を書いたり、そこへの道順の
ためにプリントして持って行ったりもする。

出先で、ある店に行きたくなった。
前の店で、場所を教えてもらっていたのだが
方向音痴男の本領発揮で、まるで分からん。
どうしよう？
・・・・・

こんな場合、方向音痴男のとる方法は

・地図を探して、なんとか自力で
・その辺の人に聞く
道路っ端に時々ある地図を探してみるがない。
周りに歩いている人に聞こうかと思った目線の先に
交番を見つけた。





















少し変わったようなものを描き起こす
ヨユーがなく、ストックのスケッチから。





















交番というのは、別に悪いことをしていないが
あまり行きたくないところだ。（笑）
おまわりさんが３人いた。
あのぅ〜スミマセン。◯◯という店へ行きたいのですが？
「◯◯？ちょっと待ってくださいよ」

同年輩と思われる、おまわりさんが地図をめくりながら
ブツブツと「見えやしない・・・・虫眼鏡」
などと言いつつ探してくれている隣で２０歳代と思われる
若いおまわりさんがスマホを取り出して住所を検索して
「◯◯丁目の◯◯ビルってなってます」と言われた。

年長のおまわりさんが「そこだったら、ここから見える
Y野屋の筋を入って右のビルだね」と補足してくれた。
そこへは無事たどり着くことができたが、考えてみると
場所を聞くという目的で交番を利用する人は減った
だろうなぁとスマホ持たずの私は思ったのだった。